マンション買い時はいつ?
持ち家の買い時の議論は昔から議論されています。
コロナ禍やオリンピックの延期など、社会情勢に大きな変動があった2020年。
マンション市場はどうなっているのか?
2021年は一体どうなるっていくのか?
気になることがたくさんありますよね。
今回は、買い時をお伝えしようと思います。
2020年の首都圏の新築マンションは15年前よりも販売価格が坪単価約180万円〜約330万円へと値上がりしてました。2008年のリーマンショックは一度ドンと下がりましたが、その後右肩あがりで上昇して行きました。
参考/国土交通省「不動産価格指数」
これだけ長く上り続けていると「いつかは下げ止まる」「下がる日が来るのはいつ?」と購入時期を下がるまで待ちたくなる人も出てくると思います。
ここで、ここ30年ほどの新築マンション供給個数推移をみてみましょう。
1994年のグラフを見ると、前年度と比べ20,000戸も多くなっています。
そこから2007年まで毎年約6,0000戸〜80,000戸建てて来ました。
しかし2008年からガクンと供給戸数が下がり、
2019年2020年は年間約40,000戸を下回るほどになってしまっています。
ただし、販売価格は2002年〜2020年の現在まで上がり続けています。
上がり続けた最大の理由は、「住宅ローンの超低金利」の影響でしょう。
購入しやすくなり、売れるから上がる。の構図が出来上がりました。
そして、2008年以降供給戸数が減ったことにより新築マンションの価値を押し上げて行ったと言えます。
では、本題の「いつが買い時なのか?」
答えは、「今」でしょう。
ふざけた回答だと思う人もいるかもしれませんが、
人はそれぞれ年収も条件もまちまちです。
例え、現在坪単価が高い状態でも、今購入しても投資出ない限り損ではありません。
2021年以降、万が一坪単価が下がり始めたとしても。
2020年に購入してしまい、待っておけば良かった、、。ではないと思います。
人には、タイミングと言うものが有り、
下がるまで待ったとしても、欲しい物件が無かったり条件が合わなかったりと。
そんなものです。
要するに、物件を買おうと思った時が「買い時」であり、
お買い得の物件は無いと思ったほうが良いと思います。
住宅ローン金利も今はまだ低いですし、
今後上がらないとも断言できません。
住まいは、投資ではなく自分の居場所です。
いつ購入しても、自分が納得していれば良い買い物をしたことになります。
買い時はいつでも。思った時が最良の時期ではないでしょうか。