10月, 2016

本格的な人口減少時代に入った

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この10年で世の中の状況が変わったと言えば、人口減少の時代に入ったとことです。この状況がこれから未来に向けて更に加速して行くのです。死亡人口が増えると、相続で土地が供給され、その量が増えます。これに対して、子供を産む人口は減っているので、需給バランスは悪化の一途をたどっています。たった10年で死亡人口は20%増え、出生人口は6%減っています。

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ここで戸建ての問題が出て来ているようです。

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マンション価格はリーマンショック前の水準より高くなり、戸建て価格の上昇幅はかなり控え目だ。こうして、マンションと戸建ての価格差が大きく開いたために、遅ればせながら「戸建ての割安感」が出てきており、マンションと競合するエリアでは価格の上昇傾向を見せ始めています。グラフを見ると一目瞭然です。

マンションはDINKS ・シングル・高齢者・セカンドハウス・投資の対象になりますが、戸建ては子育てにしかニーズがありません。実際に、相続で土地を手放しマンションに移り住む高齢者は少なくありません。

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色々考えると、戸建てを購入するリスクみたいなものを感じてしまうのは、、。

今後、少子高齢化で人口が減り、地価は下がり続け、住宅は「空き家問題」が叫ばれるほど余っていく。そこで縮小均衡しながら私達が豊かな生活をするためには、賃料が取れる好立地物件に再投資の資金が向かい、賃料による評価体系によって資産価値を上げ、労働力不足の中で資産が稼いでくれる社会を創るという方向性が望ましいのではないのでしょうか。

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